一 級 建 築 士 事 務 所 ソ ツ カ 建 築 ア ト リ エ
本文へジャンプ〒659-0041兵庫県芦屋市若葉町2-1-2344 TEL・FAX 0797-35-3364

設計とは、求められている様々な事項に対して、一つ一つ提案して決定していくことだと考えます。
住宅をはじめ住環境施設のほか、商業施設その他専門施設など、あるいはまちなみや景観まで、また建築だけではなくインテリアや家具などのデザイン、新築・リフォームを問わず、人が関わる環境においてあらゆる方面で幅広く、かつ深く追求していきます。

仕事のおおまかな流れとしては、次のようになります。

[ご相談・受付]

様々なご質問やご相談に応じ、今後の展開を提示します。
土地や場所探しなどの段階からもご相談に応じます。
計画の内容に併せて、日常どのようなことを考えているのか、どのような建築(空間)を提案しようとしているのかなど、まずは人間関係を形成する第一歩のようなものです。
尚、質問や相談は基本的に無料ですので、どうぞお気軽にご連絡ください。

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[ヒアリング・事前調査]

具体的なご要望などをお聞きするとともに、計画地の環境や法規制などの調査を行います。
その場所にどういう建築(空間)を提案することが可能かをまず把握する必要があります。

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[基本計画]

ご要望や関連条件などを基に図面などでご提案します。
主に計画の方向性と資金計画など実現へ向けての具体性を探っていきます。

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[設計監理契約]

プレゼンテーションにて大まかな方針や骨格などにおいて合意を得た上で、設計監理契約を結び本格的な設計作業へと移ります。

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[基本設計]

具体的に内容を詰めて決定していきます。この期間が一番打合せが多くなります。
基本計画の内容を最終的に確認するための作業でもあります。
場合によっては、契約後すぐに実施設計に移ることもあります。

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[実施設計]

実際に造るための専門的な図面の作業です。意匠図や構造図、設備図などを作成します。
より細かな部分での最終確認を行ったうえで以降の申請、見積作業に移ります。

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[各種申請手続]

申請受理の時期を見計らって、建築確認申請などの手続を行います。
実際には見積期間と重複して業務を行います。

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[業者合見積り]

数社の施工会社を選択して合見積りを取ります。
施工者の選択は、基本的にこれまでお付き合いのあるところであったり、場所などによって、知合いの建築家の作品で実際の仕事を確認したところであったりします。
この間、施工者との質疑応答を行なって、見積内容に食い違いが無いように設計意図を確実に施工者に伝えます。

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[業者選定およびコスト調整]

提出された見積書を設計図書との整合性や金額を分析し、業者を絞り込みながら、予算に合わせたコストの調整を行います。
実際のところ実施設計は当然予算を想定した上で進めるのですが、それでもすんなり予算内に納まることは珍しく、数回の調整を経て時には新たなアイデアを出しながら、何とか予算内に納めていきます。
時には「現実」を突きつけられる期間でもあります。

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[工事請負契約]

施工者が決定したら、施主・設計監理者・施工者の三者で工事請負契約を交わします。
通常は施主と施工者の間で交わされる契約なのですが、設計監理者として内容を確認する意味でも、これから始まる現場へ向けても、その場に立会って契約が滞りなく行われることを見守ります。

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[工事現場監理]

現場監理体制は、基本的に建築(空間)を創るということは図面を描いて終わりとは考えていませんので、現場はほぼ常駐で監理します。
図面を描いている時はあれこれと想像するのも楽しいのですが、現場は具体的に空間として身に迫ってきますので、もっと楽しく感じています。
図面上で思考していた内容が実際にどうなるのか、あらゆる面で工事の進行状況を見据えながら、時にはよりよき展開へと変更することもあります。
現場に入ってもディテールをはじめとする図面を作成して、より詳細で精密な検討を行ないます。
そして竣工引渡しの日まで、建築(空間)に対する探求は続きます。

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[竣工引渡し]

工事が終了に近づけば、各種検査を行ないます。
建築確認申請に伴う竣工検査をはじめ、実際に建築(空間)としての機能上、意匠上、施工精度の検査などを実施して、引渡しまでに不備の無いよう備えます。
また、写真家に依頼して竣工写真を撮影したり、見学会や各種取材などを行なうこともあります。
実際に完成した建築(空間)を世に問う最初の機会でもあります。
そしてすべてが無事に完了しましたら、施主・設計監理者・施工者の三者で引渡し式を行います。

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[その後]

竣工引渡しのおよそ1ヶ月後に、設計監理者と施工者にて施主立会いのもと、1ヵ月後点検を行います。
また竣工図書と竣工写真をまとめて提出するのもこの時期です。
その後は実際の仕様や内容にもよりますが、ある程度の時期を見計らって定期的に点検やメンテナンスを行います。そして状況に合わせてお手入れの指導ならびに修繕の予算組みや工事など、建築(空間)に関するあらゆるご相談や設計・監理などのご要望に応じます。


■設計監理料について

設計監理料とは?一般的に設計業務ならびに監理業務に伴う報酬のことです。
国土交通省の告示において、その算定方法が定められてはいますが、実際のところは一般的に高額な印象を与えやすいために、当アトリエの設計監理料としましては、工事費の10%を基準としています。
実際のところ、必要とされる空間に対して予算が少なかったり、諸事情によってスケジュールの短縮といった制約があったりと様々ですが、可能性が全く無い限りはその都度ご相談に応じています。
基本的には設計監理契約時に金額ならびに支払方法などを、ご相談の上決定しています。



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